Record Korea 2022年6月1日(水) 6時0分
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31日、韓国・ソウル新聞は「4月に生産・消費・投資が一斉に不振に陥り、2年2カ月ぶりに“トリプル減少”を記録した」と伝えた。写真はソウル。
2022年5月31日、韓国・ソウル新聞は「4月に生産・消費・投資が一斉に不振に陥り、2年2カ月ぶりに“トリプル減少”を記録した」と伝えた。
記事によると、韓国の統計庁は「4月の全産業(季節調整済み・農林漁業を除く)の生産指数は116.4(2015年=100)で前月比0.7%減少した」と発表した。
全産業の生産は1月(マイナス0.3%)、2月(マイナス0.3%)に連続で減少していた。3月(1.3%)には増加に転じたが4月に再び減少したことになる。
製造業(マイナス3.1%)をはじめ、鉱工業(マイナス3.3%)、公共行政(マイナス4.3%)の生産の減少が目立った。一方でサービス業(1.4%)と建設業(1.4%)は増加したという。
消費動向を示す小売販売額指数(季節調整済み)は4月に119.7(2015年=100)を記録し、前月より0.2%減少した。設備投資も前月より7.5%減少したという。
生産、消費、投資が一斉に減少したのは20年2月以来26カ月ぶりのこと。今後の景気を予測する先行指数の循環変動値は99.3で0.3ポイント下落し、10カ月連続の減少となった。
統計庁関係者は「鉱工業の生産が調整されて全体の生産が下落に転じ、小売販売や設備投資などの内需指標も不振だった」とし、「全体的に景気回復と改善の流れが停滞した」と話したという。
これに韓国のネットユーザーからは「国が滅びていく」「政権が変わったから、いよいよ本格的な災難が始まるようだ」「これは尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権への警告かもしれない」「尹政権になった途端にこれか」「韓国は『失われた30年』にまっしぐら。物価高騰、金利高騰、不動産大暴落」「文在寅(ムン・ジェイン)政権が台無しにした韓国経済を今後、尹政権がどう立て直すか見ものだ」「文政権の時は裏で統計を操作していたのだろう。これが現実だ」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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