フィリピンで4人の中国人が70歳の中国人を拉致し、現地警察との銃撃戦で射殺された。中国の日刊紙・北京青年報が2日付で伝えた。

記事によると、5月30日夜、フィリピン警視庁の反拉致局によってラプ＝ラプ市で拉致された70歳の中国人ビジネスマンが救出された。

ラプ＝ラプ市長によると、4人の容疑者は警察への降伏を拒否し、借りていた建物の中から警察に向けて発砲した後、警察との銃撃戦で射殺された。4人はいずれも中国人だという。

調べによると、容疑者らは5月25日に誘拐を実行しており、警察はすぐに救出活動に乗り出した。被害者にけがはなかったが衰弱しており、病院に搬送され治療を受けている。（翻訳・編集/刀禰）