日本海に接する島根原発2号機が来年にも再稼働=韓国ネット民「納得いかない」「まずは韓国が…」

Record Korea    2022年6月4日(土) 9時30分

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3日、韓国メディア・朝鮮Bizは、島根県松江市にある島根原子力発電所の2号機が、早ければ来年度に再稼働する見通しだと報じた。写真は島根原発。

2022年6月3日、韓国メディア・朝鮮Bizは、島根県松江市にある島根原子力発電所の2号機が、早ければ来年度に再稼働する見通しだと報じた。

島根県の丸山達也知事は2日、島根原発2号機の再稼働に同意したことを明らかにし、「原発の安全性、必要性、避難計画の実効性、そして地域経済への影響の4点が判断の大きな要素だった」と語った。今回松江市に続いて島根県も同意したことで、再稼働に必要な手続きは全て完了したという。今後も原子力規制委から工事計画と保安規定の認可を受け、地震や津波に備える安全対策工事を完了させる必要はあるが、早ければ来年度にも再稼働するものとみられている。

記事は、「島根原発の位置は東海(日本海の韓国名)に接する松江市の北部で、2号機は、福島第一原発の事故が発生した後、12年の定期点検の際に停止が決定された」と説明。「島根原発は、11年3月にメルトダウンが発生した福島第一原発と同じ形態の沸騰水型原子炉(BWR)である」と報じている。福島第一原発の事故以前には日本国内で54基の原子炉が稼働していたが、この事故を機に一時は全面的に稼動が停止された。安全審査を経て運転が再開されたのは、現在10基にとどまるという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「火山の噴火や地震が頻繁に起きる日本で原発を稼働させるというのは、全く納得がいかない」「また強い地震が起きたらどうするの?」「脱原発を主張していた誰かさん(文前大統領)とは大違いだね」「なら韓国も福岡に面する古里の原発を増築しよう」など、疑問や警戒の声が寄せられている。

一方で、「黄海に接する中国の原発の方がはるかに数は多いけど、(韓国は)何も言えないだろうね」「まずは韓国の原発をなくしてから文句を言わないと」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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