世界最強ブラジルと対戦した日本と韓国、両者は全く違った―中国サッカーコラムニスト

Record China    2022年6月7日(火) 16時30分

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6日に行われたサッカーのキリンチャレンジカップで日本がブラジルに0-1で敗れたことについて、中国のサッカーコラムニストの陳偉氏は「同じブラジルとの対戦でも、日本と韓国は全く違った」と指摘した。

6日に行われたサッカーのキリンチャレンジカップで日本がブラジルに0-1で敗れたことについて、中国のサッカーコラムニストの陳偉(チェン・ウェイ)氏は「同じブラジルとの対戦でも、日本と韓国は全く違った」と指摘した。

文章はまず、今月2日に行われた親善試合で韓国がブラジルに1-5で大敗していたことを説明。「日本の選手たちからは違いを見せたいとの声が聞かれた。韓国のように惨敗するわけにはいかないというのが本音だっただろう」と推察した。また、日本とブラジルにはサッカーを通じて少なからぬ縁があることから、両者は「師弟関係」にあるとも指摘した。

さらに、ブラジルは現在、FIFAランク1位であり、今年のワールドカップ(W杯)カタール大会の優勝候補の筆頭であることに言及。その上で、ブラジルのスターティングメンバーに着目した。記事は「ブラジルの日本戦でのスターティングメンバーは多くが主力で、韓国戦のスターティングメンバーよりも強力だった」と指摘。「日本戦のメンバーの市場価値の合計は約5.5億ユーロ(約780億円)だったのに対し、韓国戦では約3.9億ユーロ(約550億円)だった」とした。

また、試合のスタッツについて、「日本はシュート6本で枠内シュートは0。ブラジルはシュート21本で枠内シュートは6本。ボール支配率は日本が47%、ブラジルが53%(日本48%とするデータも)だった」と説明。「試合のデータから日本はブラジルに大きく劣っているものの、韓国と比べると世界トップクラスの強豪国との差は明らかに大きくない」とし、(日本は)長期的に得点力の高いフォワードの不在が指摘されているが、そうしたフォワードがいればチャンスをゴールに結びつけることができたかもしれないとの見方を示した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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