中国・浙江省温州市の民家で、かくれんぼをして遊んでいた12歳の女の子が洗濯機から出られなくなる騒動があった。中国メディアの頭条新聞などが7日付で伝えた。

女の子は弟と遊んでいた際に洗濯機の中に隠れたが、折りたたんだ足がすっぽりとはまり、出られなくなった。消防隊員が通報を受けて駆け付けた時にはすでに1時間ほど経過しており、女の子の背中には擦り傷ができ、ぐったりしていたという。

救助を試みたところ女の子が痛がったため、消防隊員は洗剤とレインコートで女の子の背中部分の摩擦を減らした上で、工具で洗濯機を分解。ほどなくして救助に成功した。

ネットユーザーからは「12歳にもなって洗濯機に隠れようとするとは」と驚く声が複数上がったほか、「負けず嫌いが災いしたのか」「弟もいるのに、そんなことでどうするの」「クローゼットに隠れればよかったのにね」「まあ、大事に至らなくてよかったよ」といったコメントが書き込まれている。

中国では過去にもたびたび、幼い子どもが洗濯機などにはまって出られなくなる事故が起きている。（翻訳・編集/北田）