人民網日本語版 2022年6月9日(木) 14時0分
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山西省考古研究院が7日、考古学上の新発見を発表。それによると、現地の考古学者が、同省襄汾県陶寺北古墳に埋葬されている春秋時代後期の女性貴族を発見した。
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山西省考古研究院が7日、考古学上の新発見を発表。それによると、現地の考古学者が、同省襄汾県陶寺北古墳に埋葬されている春秋時代(紀元前770‐紀元前221年)後期の女性貴族を発見した。女性は妊娠しており、考古学者は、当時の大夫(領地を持った貴族)の妻ではないかとみている。中国新聞網が伝えた。
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古墳は山西省臨汾市襄汾県陶寺村の北部に位置し、盗掘がきっかけで発見された。今回発見された古墳の入り口の長さは6.5メートル、幅は5.4メートル、深さは9.8メートル。木製の葬具も発見されたがすでに腐っていたという。被葬者は30代の女性で、腹部には胎児の頭蓋骨があり、胎齢は8カ月と推定されている。墓からは各種器物134点(セット)も出土した。うち、最も多いのは銅製品で、他にも鉛や玉、骨、陶土などで作られた器物があった。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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