セブン-イレブンの広告に「下品」「低俗」と非難殺到、その内容は?―中国

Record China    2022年6月9日(木) 22時30分

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中国広東省のセブン-イレブン店舗で掲示された広告の文言が不適切だとして物議を醸していた問題で、同省でセブン-イレブンを運営する広東賽壹便利店有限公司が謝罪した。

中国広東省のセブン-イレブン店舗で掲示された広告の文言が不適切だとして物議を醸していた問題で、同省でセブン-イレブンを運営する広東賽壹便利店有限公司が謝罪した。

問題の広告は「レモンティー+ミニ酒」を㏚するもの。レモンティーなどのパックの飲料に洋酒などのミニボトルを差し込んで混ぜて飲むという、はやりの飲み方だ。問題視されたのは広告の文言で、「彼女が酔わなきゃチャンスはない」と書かれていた。女性を酒に酔わせて性行為に及ぶことを想起させるような内容に、各方面から批判が噴出した。

全国婦女連合会が発行する中国婦女報は「こんなことを売りにして広告を出すとは。商品が売れないばかりか自社の信用をも傷つける。どんな思考回路でこのような不快で卑劣な広告が出したのか、想像もつかない。早期に撤去すべき」と非難。ネットユーザーからも「低俗」「下品すぎる」「これはきわどいというより完全にアウト」「教唆(犯罪をそそのかし実行させる)に当たるのでは?」といった声が上がった。

騒動を受け、広東賽壹便利店有限公司は8日に声明を発表。問題の広告は茂名市の一部の店舗が本部に確認を取らずに勝手に制作して掲示したもので、同社の広告・宣伝に関する内部規定に違反していると説明し、7日に即時撤去するよう指示を出したことを明かした。その上で、「不快な思いをさせてしまったことを心から謝罪いたします」とした。

セブン-イレブンをめぐっては「消費者権利保護デー」に当たる3月15日に、北京市内の店舗での不衛生な管理状況が暴露され物議を醸していた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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