日本の大学入試で中国人留学生がカンニング=「人材の第一条件は誠実さ」―華字メディア

Record China    2022年6月11日(土) 8時0分

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9日、日本華僑報網は、日本の大学入試で中国人留学生が会場外の人物に問題を解いてもらおうと不正を働くトラブルがあったと報じた。写真は一橋大学。

2022年6月9日、日本華僑報網は、日本の大学入試で中国人留学生が会場外の人物に問題を解いてもらおうと不正を働く行為があったと報じた。

記事は、警視庁が今月8日、一橋大学で1月31日に行われた自費留学生入試の数学の試験中、受験生が問題用紙をスマートフォンで撮影して外部に画像を送信し、会場外の人物に解答を依頼しようとする不正行為があったと発表したことを紹介。不正をしたのは20代の中国人男子留学生で、画像を同じく中国人の人物に送信して解答を依頼したものの、依頼された中国人が問題のソースや目的について知らされなかったことから不審に思い、解答を送信せず一橋大学に連絡、大学が警察に通報したとしている。

その上で、日本では今年1月に行われた大学入学共通テストの世界史試験でも同様の手口による不正が発覚しており、現在日本の大学入試実施者の間でいかにしてスマートフォンによる不正を撲滅するかが早急に解決すべき問題になっていると説明。これまでは試験に際してスマートフォンの電源を切り、カバンにしまうよう指示していたものを、今後は電源を切った上で指定の卓上に置くよう求める方針になったと伝えた。

記事は「日本は信用が社会的なモットーとなっている。試験は人材を選抜する手段であり、人材の第一条件は誠実であること。それゆえ試験の不正は日本では全く容赦されない。不正、犯罪の代償は大きいのである」と評している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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