Record Korea 2022年6月14日(火) 18時0分
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14日、韓国・アジア経済は、韓国初の国産ロケット「ヌリ号」の打ち上げが「気象条件の悪化により15日から16日に延期された」と伝えた。写真はヌリ号(大韓民国陸軍フェイスブック公式アカウントより)。
2022年6月14日、韓国・アジア経済は、韓国初の国産ロケット「ヌリ号」の打ち上げ「気象条件の悪化により15日から16日に延期された」とし、「世界7大宇宙強国の仲間入りを果たすには忍耐が必要だ」と伝えた。
韓国航空宇宙研究院(KARI)は「羅老(ナロ)宇宙センターに強風が吹いており、今後さらに強まれば打ち上げ台の技術チームの安全確保が難しくなると判断した」と延期の理由を説明した。
羅老宇宙センターがある全羅南道高興郡は14日午前7時の時点で風が秒速8メートルから12メートルと強く吹き、雨は散発的に降り5ミリの降水量が予想されたという。
記事は「世界の宇宙開発の歴史の中で、故障や気象条件により打ち上げに支障が出るのは珍しいことではない。技術的問題により、打ち上げ後に失敗するケースも多い」とし、「いくら『パルリパルリ(スピードを重視する)文化』が特徴の韓国とはいえ、宇宙ロケット保有国として世界に認められるためには技術的完成度を上げる努力を地道に続け、待つことが重要だ」と伝えている。
このニュースを見た韓国のネットユーザーからは「焦らず、どんなに時間がかかっても十分に余裕を持って進めてほしい」「必ず成功させて、韓国が宇宙強国の仲間入りを果たすきっかけにしよう」「1回目の打ち上げは失敗だったから今度こそ慎重に成功させてほしい」「打ち上げが成功しなくても、前向きな結果が得られるよう今後たくさんの支援が必要だ」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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