CRI online 2022年6月16日(木) 9時10分
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習近平国家主席は15日午後、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行いました。
習主席は中露関係について、「今年に入って世界が激変する中、両国関係は良好な発展の勢いを保ってきた」とした上で、「主権や安全保障など核心的利益と重要な問題において、引き続きロシアと支え合っていく。また、両国の戦略的協力を密にするとともに、国連やBRICS、上海協力機構など重要な国際・域内機構における意思疎通を強化していく。さらに、新興市場国と発展途上国の団結と協力に力を入れると同時に、国際秩序とグローバルガバナンスをより公正かつ合理的な方向へ推し進めていく」と中国の立場を示しました。
プーチン大統領は、「中国が打ち出したグローバル安全イニシアチブを支持する。いかなる勢力がいわゆる新疆や香港、台湾などの問題を口実にして、中国の内政に干渉する行為にも反対する」とロシアの立場を示しました。そして、「中国とともに多国間協力に力を入れ、世界の多角化の促進やより公正かつ合理的な国際秩序の確立に、建設的に取り組んでいきたい」と強調しました。
このほか、双方はウクライナ問題についても意見を交換しました。習主席は、「関係各側は責任ある方式でウクライナ危機の適切な解決を促すべきだ。中国は引き続き、しかるべき役割を発揮していく」と述べました。(提供/CRI)
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