人気時代劇ドラマ「夢華録」に出演する中国の女優リン・ユン（林允）が、同作で主演する女優リウ・イーフェイ（劉亦菲）の素顔について語っている。

動画配信サービスの騰訊視頻（テンセント）で今月2日から配信をスタートした「夢華録」は、ドラマと映画の情報サイト・豆瓣（douban）で10点評価のうち8．7点と、今年のドラマでは最高点をマーク。同作では映画「人魚姫」などで知られるリン・ユンが、リウ・イーフェイ演じるヒロインと苦楽を共にする親友・宋引章を演じている。

クールな美貌と神秘的な雰囲気から、「神仙姐姐」（神仙おねえさん）の愛称で知られるリウ・イーフェイだが、このほど香港メディアのインタビューに答えたリン・ユンによると、素顔のリウ・イーフェイに神秘的なムードはなく、とても親しみやすいキャラクターだという。撮影中には、おいしいレストランやおすすめのコスメなど、いたって普通の話題でよく盛り上がったことを明かしている。

リン・ユンは2016年、チャウ・シンチー（周星馳）監督の映画「人魚姫」でヒロインに起用されてデビューし、この一作でブレーク。チャウ・シンチーの映画に起用されてブレークした女優たちは“星ガール”と呼ばれ、これまでにセシリア・チャン（張柏芝）をはじめ数々の人気女優が存在するが、リン・ユンはその中でも「最も監督に愛された“星ガール”」とされ、「人魚姫2」（未公開）でもヒロインを演じている。

新型コロナウイルスの影響で、チャウ・シンチーとはすでに1年以上会っていないことを明かしたリン・ユンだが、定期的に連絡を取り合っているとのこと。今月22日に60歳の誕生日を迎えるチャウ・シンチーのために、近いうちに必ず香港へ赴くことを明らかにしている。(Mathilda)