ラテアートの起源は中国?時代劇ドラマ「夢華録」人気で茶文化に再脚光

anomado    2022年6月18日(土) 15時0分

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リウ・イーフェイとチェン・シャオが共演する時代劇ドラマ「夢華録」に、中国の無形文化遺産「茶百戯」のシーンが登場した。

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リウ・イーフェイ(劉亦菲)とチェン・シャオ(陳暁)が共演する時代劇ドラマ「夢華録」に、中国の無形文化遺産「茶百戯」のシーンが登場した。快進撃が続く人気ドラマでスポットが当てられたことで、宋時代に繁栄した茶文化が千年の時を経ていま大注目されている。

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元代(13世紀ごろ)の戯曲家・関漢卿の名作「趙盼児風月救風塵」を原作とする「夢華録」は、身分の低い3人の女性がさまざまな試練を乗り越え、都の汴京で茶館(喫茶店)を経営しながら運命の人と結ばれていくストーリーを描いている。

うち、宋時代の喫茶文化を長尺で紹介したのが第16話で、趙盼児(リウ・イーフェイ)らが経営する茶館「半遮面」の繁盛ぶりをねたんだ近隣の競合店が茶芸を競う「闘茶」をもちかけ、趙盼児が「湯色(茶の色)」「水痕(泡の色)」「茶味(香りと味)」などで勝負する内容。ここで注目されたのが茶せんで泡を立てた後、水を付けた細い棒で泡の上に絵を描いていく「茶百戯」「水丹青」と呼ばれる神技だ。趙盼児が披露したのは、水墨画のように描かれた花草と月で、挑戦者のみならず居合わせた文化人からも喝采が送られた。

暮らしの美学のスペシャリスト、侯聡Kevinさんが時代劇ドラマ「夢華録」からインスピレーションを得て創作したお茶アート

「闘茶」「茶百戯」を鑑賞したファンからは「優雅な雰囲気、ゆったりとした音楽、美しい茶道具、当時の文化的空間に憧れる」「唐時代に始まり、宋時代に大繁栄した喫茶店文化、タイムスリップして体験してみたい」「水と泡だけで水墨画ができるなんてステキすぎる!」「現代のコーヒーアート(ラテアート)はもしかして『茶百戯』からヒントを得たのでは?」「上海杭州に『茶百戯』が体験できる喫茶店がある」などの意見が投稿され、いま、「茶百戯」に改めて注目が集っている。(編集/RR)

暮らしの美学のスペシャリスト、侯聡Kevinさんが時代劇ドラマ「夢華録」からインスピレーションを得て創作したお茶アート

暮らしの美学のスペシャリスト、侯聡Kevinさんが時代劇ドラマ「夢華録」からインスピレーションを得て創作したお茶アート

暮らしの美学のスペシャリスト、侯聡Kevinさんが時代劇ドラマ「夢華録」からインスピレーションを得て創作したお茶アート

暮らしの美学のスペシャリスト、侯聡Kevinさんが時代劇ドラマ「夢華録」からインスピレーションを得て創作したお茶アート

暮らしの美学のスペシャリスト、侯聡Kevinさんが時代劇ドラマ「夢華録」からインスピレーションを得て創作したお茶アート

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