韓国産ロケットに異常見つかる、打ち上げ大幅延期か=韓国ネット「技術が足りない?」「当日に分かるとは…」

Record Korea    2022年6月17日(金) 14時20分

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17日、韓国・SBSは、16日に予定されていた打ち上げが中止となった韓国初の国産ロケット「ヌリ号」について「打ち上げ予定の期限である23日までに再び発射台に立てるかは未知数だ」と伝えた。資料写真。

2022年6月17日、韓国・SBSは、16日に予定されていた2回目の打ち上げが中止となった韓国初の国産ロケット「ヌリ号」について「異常な信号が感知された部分を中心に内部点検が行われているが、いまだ正確な原因が分かっていない」とし、「打ち上げ予定の期限である23日までに再び発射台に立てるかは未知数だ」と伝えた。

ヌリ号は当初15日に打ち上げられる予定だったが、強風のため16日に延期された。ところが15日の点検作業中に酸化剤タンクのレベルセンサーに異常が見つかり、再び延期となった。

記事によると、問題の発生した場所がケーブルや信号処理ボックスであれば数日で修理が可能だが、レベルセンサー自体の問題である場合は、タンク内のレベルセンサーを交換するのにロケットの1段目と2段目を分離する必要があり、作業に数週間を要する。遅ければ、打ち上げが今年の秋ごろになる可能性もあるという。

韓国航空宇宙研究院は現在、先にケーブルと信号処理ボックスの点検を行っている。ただ、関係者は「今回の延期がヌリ号の3回目の打ち上げ(来年初め予定)など今後の計画に影響を及ぼすことはない」と説明しているという。

このニュースを見た韓国のネットユーザーからは「残念だけど、しっかり点検をして大成功のフィナーレを迎えてほしい」「こうやってエラーを一つずつつぶして前に進んでいく。エラーをつぶせなければ莫大(ばくだい)なお金と時間が水の泡になっていた。打ち上げ前に見つかってよかった」「慎重に、確実に作業してほしい。2回目の打ち上げは焦らず秋ごろにしよう。今ではない気がする」「大丈夫。絶対に成功できる」など応援の声が上がっている。

一方で「韓国はまだ技術が足りないのだろうか」「北朝鮮は毎日のように打ち上げているのに…」と落胆する声や、「『見つかってよかった』ではなく、打ち上げ当日に見つかることが問題だ」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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