2022年6月16日、韓国・韓国経済TVは「国際的シンクタンクによる国別の平和水準評価で、韓国は中上位圏、北朝鮮は最下位圏にランキングされた」と伝えた。

記事によると、豪州に本部のある経済平和研究所（Institute for Economics & Peace、IEP）が16日、22年版の世界平和指数（Global Peace Index、GPI）報告書を公表した。163カ国・地域を対象としたランキングで、韓国は昨年より8ランクアップの43位（1．779点）、北朝鮮は1ランクアップの152位（2．942点）だった。

評価は「進行中の国内外の紛争」「社会の安全と安保」「軍事化」の3部門で23の指標を評価し点数化して行う。点数が1に近いほど「平和な状態」となる。

1位は14年連続でアイスランド。ニュージーランド、アイルランド、デンマーク、オーストリアがあとに続く。最下位はアフガニスタンで、ウクライナは北朝鮮の下の153位、ロシアは160位。米国129位、中国89位、日本は10位だった。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「休戦国でさえなければ、韓国は最上位圏に入るだろうに」「北朝鮮や中国さえなければ…。隣人に恵まれないな」「夜間に外を出歩けるのは韓国くらいじゃない？治安の良さで韓国に勝てる国があると思う？」「海外に行くと分かるよ。韓国は人の目を気にしなきゃいけないところはあるが、それだけに安全で、むしろ自由なんだ」「43位は残念だけど、国全体で努力すれば、いつかは平和な国の1位になれるはず」「もっと発展して、より暮らしやすい国になるといいな」などのコメントが寄せられている。

また、「アイスランド、アイルランド、ニュージーランド、人口が少ない国が上位だ。ほとんど韓国の人口の10分の1から100分の1くらいじゃないか」「アイスランドはテロも戦争のリスクも国境を挟む国もないし、人もいないじゃん」「やっぱり北欧が安定してるんだな」「日本が10位？（笑）」「日本は北朝鮮、ロシア、中国と敵対しているのに、米国の味方をしているから平和なのか」「日本より韓国のほうが暮らしやすいのに」などの声も見られた。（翻訳・編集/麻江）