Record China 2022年6月25日(土) 0時0分
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中国山東省の女性が元夫に大量の薬品を投与されたと2019年7月にSNS上で訴えた問題をめぐり、故意傷害の疑いで元夫の逮捕許可が出ていたことが分かった。
中国山東省の女性が元夫に大量の薬品を投与されたと2019年7月にSNS上で訴えた問題をめぐり、故意傷害の疑いで元夫の逮捕許可が出ていたことが分かった。中国メディアの紅星新聞が23日付で報じた。
記事によると、女性と元夫は共に医師で、2人は2015年に結婚証を受け取り、16年4月に式を挙げた。女性が異常を感じ始めたのは新婚2カ月後のこと。16年10月末には全身の痛みや手足のけいれん、顔が変形するなどの症状があり、その後は20日間で体重が5キロ以上増え、脚や腹部の皮膚に多くの肉割れが現れるなどしたという。
そして17年9月、けんかの後に元夫が離婚を持ち出し、2人は別居。月末のある日、女性の母親が家の片付けをした際に大量の薬品を発見したことから、女性は元夫が薬品で自分を殺害しようとしたのではないかと考えた。すぐに通報したが証拠不十分で立件には至らず、その後半年、女性は複数の地元当局に状況を報告。18年4月に衛生当局は「看護師長の同意を得ずに薬品を取り出した」として元夫に7日間の停職と罰金500元(約1万円)の処分決定を与えたとの回答意見書を出し、19年6月に公安局が調査を始めた。
「立件条件を満たす」とされたのは今年3月、逮捕許可が出たのは4月で、記事は女性の「裁判所が厳しい判決を出すことだけを願っている」という言葉を伝えている。(翻訳・編集/野谷)
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