ルハンがフライドチキンの店を訴える=中国ネット「権利保護を支持します!」

anomado    2022年6月30日(木) 14時30分

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歌手で俳優のルハンがフライドチキンの店を肖像権の侵害で訴えた裁判の第一審の結果、被告には約10万円の損害賠償の支払いが命じられた。中新経緯が29日、中国のSNS・微博上で報じた。

歌手で俳優のルハン(鹿晗)がフライドチキンの店を肖像権の侵害で訴えた裁判の第一審の結果、被告には5000元(約10万円)の損害賠償の支払いが命じられた。中国メディアの中新経緯が29日、中国のSNS・微博(ウェイボー)上で報じた。

中国企業データバンクの「天眼査」によると、同裁判の第一審判決書がこのほど公開され、原告のルハンは、被告が経営するフライドチキンとハンバーガーのデリバリーの店で販売されている「チキンバケツ一つ+コーラ」セットの販売ページで、無断で自身の肖像及び名前を使用して宣伝が行われたと訴えた。

裁判所の審理では、被告の店がルハンの写真をあたかもアンバサダーであるかのように製品のトップページに使用し、見る人を誤解させ、ルハンの肖像権を侵害したと判断された。

中国のネットユーザーからは、「ルハンの権利保護を支持します」「ルハン頑張れ!」とルハンを応援する声や、「権利の侵害は追及すべきだ」「権利を守ることはなんと難しいのだろう(泣)。もうこんな悪質な事件が起こりませんように」と芸能人の権利侵害の事件が相次いでいることを嘆く声、「(それだけの賠償金では)5000元の広告費を払ったのと同じじゃないか…」「賠償金はたったの5000元?違法行為のコストがこんなに低いんじゃ、同じような違法行為が繰り返されるのも納得だ」「5000元の賠償では証拠集めや弁護士の費用にも足りないでしょう?」と賠償金の額が低すぎると訴える声も上がった。(翻訳・編集/刀禰)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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