Record Korea 2022年7月6日(水) 20時0分
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韓国は忠清南道西方の黄海上にある「西海の独島」とも呼ばれる格列飛列島を国家管理沿岸港に指定した。写真は忠清南道庁の公式フェイスブックページより。
中国共産党系の環球時報は6日、韓国が忠清南道西方の黄海上にある「西海の独島」とも呼ばれる格列飛列島を国家管理沿岸港に指定したことについて、「中国の違法漁船に迅速に対応するため」と韓国メディアが騒ぎ立てていると報じた。
環球時報が、韓国メディアの報道を引用して伝えたところによると、忠清南道は5日、格列飛列島を国家管理沿岸港に指定する内容などが盛り込まれた港湾法施行令改正案が同日施行されたと明らかにした。
国家管理沿岸港に指定された格列飛列島港は、海洋水産部の有人灯台と気象庁の西海総合気象観測基地がある北格列飛島に造成される。
国家管理沿岸港の指定により、貨物や旅客を主に輸送する他の港湾とは異なり、国家安全保障と領海管理、船舶避航などに活用されることになる。
海洋水産部は、同港の管理運営計画の策定などを担当。2024年に基本設計に着手し、30年の埠頭(ふとう)完成を目指す。
同港が完成すると、海洋警察警備艦艇と国家漁業指導船の出動時間が、現在の泰安郡安興港から出発した場合と比べて2時間ほど短縮される見通しで、特に中国漁船の違法操業に迅速に対応し、船舶の安全航行を誘導するなど、効率的な領海管理が可能になる。(翻訳・編集/柳川)
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