Record Korea 2022年7月6日(水) 23時0分
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6日、韓国・毎日経済は「11月に訪韓する米国の人気バンド『マルーン5』が公式ウェブページから旭日旗の画像を削除した」とし、「韓国のファンの抗議を受け入れたものとみられる」と伝えた。写真はマルーン5。
2022年7月6日、韓国・毎日経済は「11月に訪韓する米国の人気バンド『マルーン5(maroon 5)』が公式ウェブページから旭日旗の画像を削除した」とし、「韓国のファンの積極的な抗議を受け入れ“白旗”をあげたものとみられる」と伝えた。
記事によると、マルーン5は2日にワールドツアーの日程を発表した。11月28日にシンガポール、30日にソウル、12月4日に東京、6日に大阪、8日にマニラ、10日にバンコクで公演を行う。マルーン5は韓国にもファンが多く、今回の発表は注目を集めたが、公開されたツアーポスターに「旭日旗」に似たデザインが描かれていたため批判の声が続出していた。
また、韓国の広報活動を行うソ・ギョンドク誠信女子大教授は「旭日旗はドイツのハーケンクロイツと同じ意味を持つ戦犯旗だ」と説明し、「アジアのファンのためにも1日も早く旭日旗を削除、もしくは変更してほしい」と求める内容のメールを送っていた。
ポスターは5日までウェブページに掲載されていたが、6日午後1時の時点では削除され、メンバー4人の白黒写真に代わっている。ただ、これに関し謝罪などはないという。
マルーン5は12年に発表した「one more night」のミュージックビデオでも旭日旗のイメージを使用し物議を醸していた。さらに、メンバーのジェシー・カーマイケルは19年にも、旭日旗を擁護する発言をしたジョン・レノンの息子ショーン・レノンに賛同するコメントを書き込み、批判を浴びていた。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「初めてじゃないし、本当にがっかり」「韓国のファンを金もうけのカモと考えている証拠。コンサートには行かない。プライドが傷つく」「画像を変更しただけで、旭日旗への考えは変わっていない。日本好きのアーティストが韓国でお金を稼ぐために仕方なく変更しただけ」「韓国には来ないで。金もうけなら日本でどうぞ」「コンサート会場がガラガラになればいいのに」など厳しい声が寄せられている。
一方で「旭日旗は日本帝国主義の象徴ではなく、反日扇動の象徴。他の国では普通に使われている」「旭日旗は日本海軍の旗。韓国人は敏感すぎるのでは」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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