安倍元首相の死去、台湾の蔡総統ら政治家悲痛―中国メディア

Record China    2022年7月9日(土) 20時50分

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8日、観察者網は、安倍晋三元首相が銃撃を受けて死亡したことについて台湾の政治家が続々と哀悼コメントを寄せたと報じた。写真は安倍氏銃撃を伝える号外。

2022年7月8日、中国メディアの観察者網は、安倍晋三元首相が銃撃を受けて死亡したことについて台湾の政治家が続々と哀悼コメントを寄せたと報じた。

記事は、安倍氏が銃撃を受けたとの第一報が伝えられると蔡英文(ツァイ・インウエン)総統がすぐさまSNSを通じて「驚きを覚えるとともに残念で仕方がない。安倍氏は個人的な友人であるとともに、台湾にとっても不動の友人。一刻も早く厳しい状況を脱してほしい」とコメントし、死去が伝えられると報道官を通じて「悲痛と遺憾の極み。遺族に哀悼の意を表するとともに、暴力的な不法行為を厳しく非難する」との声明を発表したと伝えた。

また、元行政院院長で駐日台湾代表を務める謝長廷(シエ・チャンティン)氏が「われわれは兄弟同様に思ってきたので、親族がこの世を去ったのと同じような悲しさだ」とし、現行政院院長の蘇貞昌(スー・ジェンチャン)氏も「残念でショック。台湾は最も揺るがない友人を失い、日本は敬服すべき政治家を失った」とコメントしたことを紹介している。

さらに、農業委員会の陳吉仲(チェン・ジージョン)主任は「パイナップルと一緒に記念写真を撮っていた姿が、今なお私たちの心に深く刻まれている」と語り、安倍氏が台湾産パイナップルの支援に尽力していたことを伝えた。

記事は、中国本土に接近する方針を取り、安倍氏とは対立する立場の国民党からも広報担当者を通じて「日本は有力な指導者、政治家を失い、国民党はよき友人を失った。安倍元首相の家族および日本政府に対し、最高の哀悼と敬意を表する」との声明が発表されたとしている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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