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安倍元首相の警護問題、韓国ネットは朴元大統領の”瓶テロ”事件と比較「韓国SPを日本に輸出?」

Record Korea    2022年7月11日(月) 20時30分

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11日、韓国・国民日報は「安倍晋三元首相襲撃事件で警備体制の問題が指摘される中、韓国では朴槿恵元大統領の“焼酎瓶テロ”事件での鉄壁の警備が再び注目を浴びている」と伝えた。写真は朴元大統領。

2022年7月11日、韓国・国民日報は「安倍晋三元首相襲撃事件で警備体制の問題が指摘される中、韓国では朴槿恵(パク・クネ)元大統領の“焼酎瓶テロ”事件での鉄壁の警備が再び注目を浴びている」と伝えた。

安倍元首相襲撃事件をめぐっては、襲撃時の現場の警備が不十分だったと指摘する声が相次いでいる。警備に当たったSP(セキュリティーポリス)らは「あやしい人物を認識したのは最初の銃声が聞こえた後だった」との内容の供述をしているという。奈良県警の本部長も「警備上の問題があったことは否定できない」と警備上のミスを認めている。また、ある日本メディアは「1発目の発砲から2発目までの3秒間にSPらが何らかの措置を執れなかったことが問題だ」と分析した。

国民日報は「実際に1発目が発砲された後、安倍元首相の方に身を投げたSPはおらず、約3秒後に2発目が発砲され安倍元首相は血を流して倒れた。そこでようやくSPの1人が慌てて防弾カバンを閉じたまま掲げ、他のSPが容疑者を確保した」と指摘している。

また、この映像を見た韓国のネットユーザーからは、今年3月に退院した朴元大統領が私邸前でのスピーチ中に焼酎の瓶を投げつけられるハプニングが起きた際のSPらの“鉄壁の警備”と比較する書き込みが多数寄せられているという。当時、スピーチ中に1人の男性が朴元大統領に向かって突然瓶を投げつけたが、事前に危険を察知した女性SPが両手を広げて走り寄り、足で瓶を止めた。他のSPらはすぐに朴元大統領を取り囲み、一部は防弾カバンを広げて次の攻撃に備えたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「3秒の間にちゃんと対応できていたら安倍元首相は助かっただろう」「安倍元首相の警護は隙だらけだった。防弾カバンを広げもしなかった」「日本のSPはかかしのよう」「かなり油断していたように見える」など、日本のSPへの厳しい声が上がっている。

一方、韓国のSPに対しては「改めてすごかったと感心」「韓国のSPの実力が誇らしい」「韓国のSPが輸出され、日本の首相を守る日が直にやって来るだろう」など称賛の声があるものの、「焼酎の瓶と銃では比較対象にならない」「焼酎の瓶なら私でも阻止できる」「銃を前に、映画のように身を投げられる人なんかいない」「韓国の警護は過剰に見える」などと指摘する声も多い。

その他「SPは本当に過酷な仕事。もっと待遇をよくするべきだ」と主張する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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