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ハルビン工程大学の王剛准教授が率いる科学研究チームはこのほど、プロペラ足を関節に切り替えるマルチモード駆動を採用することで、砂の上や水上でも移動できるロボットを開発した。
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ハルビン工程大学の王剛(ワン・ガン)准教授が率いる科学研究チームはこのほど、プロペラ足を関節に切り替えるマルチモード駆動を採用することで、砂の上や水上でも移動できるロボットを開発し、ロボットの浅瀬におけるスムーズかつスピーディーな移動という業界の難題を見事に解決した。王准教授らの「プロペラ足式マルチモード水陸両用ロボット(Design and Optimization of a Multimode Amphibious Robot With Propeller-leg)」というタイトルの成果は9日、ロボットの世界トップジャーナル「IEEE Transactions on Robotics」オンライン版に掲載された。中国新聞網が伝えた。
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水陸両用ロボットの研究はこれまでずっと注目度の高いロボットの分野となっており、水と陸という異なる媒質を移動するために、ほとんどの水陸両用ロボットにはタイヤとスクリューの両方が備え付けられている。しかし、環境媒質の密度の違いは大きく、特に、海と陸の変わり目である浅瀬は、波の影響を大きく受けるほか、乾燥している砂と湿っている砂では機械的性質も大きく異なる。そのため、このような構造はロボットがスムーズに移動する上で不利となる。こうした問題に対し、王准教授率いるチームは、プロペラ足型のマルチモード水陸両用ロボットを開発し、そのデザインに斬新な思考パターンを提供している。そして砂の上でも、水のある浅瀬でも、また水中や海底でもスムーズに移動できるロボットを世界で初めて実現した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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