anomado 2022年7月14日(木) 10時30分
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ヤン・ズーとクリスが主演の中国時代劇ドラマ「青簪行」が、時代劇ドラマから外国要素を排斥するこのところの動きによって、お蔵入りが決定的になったとネットに話題が浮上している。
ヤン・ズー(楊紫)とクリス(呉亦凡/ウー・イーファン)が主演の中国時代劇ドラマ「青簪行」が、時代劇ドラマから外国要素を排斥するこのところの動きによって、お蔵入りが決定的になったとネットに話題が浮上している。
2021年夏期に動画配信サービス・騰訊視頻(テンセント)で配信予定だった全60話の時代劇ドラマ「青簪行」は、同年8月に主演のクリスが未成年女性への強姦(ごうかん)容疑で逮捕されたことで一転、配信の見通しが立たない状況に陥った。今年3月には別の俳優を代役に立て、AI技術で顔の差し替えが行われるとも報じられ、続いて6月中旬には作業完成のうわさが持ち上がっていた。
このほど中国ドラマ「我叫劉金鳳」で、和服風の衣装やすしを食べるシーンなど、日本風の設定が批判を浴び、配信元の優酷(YOUKU)サイトから全編削除された。これをきっかけに時代劇ドラマでは正しい中華文化の継承のため、中国当局の指導により外国文化の排斥を進める動きが見られている。
こういった流れの中、「青簪行」が公開しているイメージビジュアルで「烏帽子」や「垂纓(すいえい)冠」と酷似したかぶり物を着用しているのが注目されている。日本のかつての装束は、唐朝はじめ中国伝来のものが多いため「似るのは当然だ」と擁護する意見も多いが、「これで完全にお蔵入りだ」と完全に行き詰まった状況を嘆く声や、ヤン・ズーは据え置きで「全編撮り直してほしい」と望む声が上がっている。(Mathilda)
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