暑さが続く中国・江蘇省南京市で、ネットで購入した卵からヒヨコがかえる騒動があった。中国メディアの海外網が14日付で伝えた。

報道によると、南京市に住む王さんが6月27日にネットで「活珠子（フオジューズ）」を購入した。「活珠子」とは南京特産の食品で、頭や羽の形ができ始めたヒヨコになりかけの卵のこと。

王さんは購入した「活珠子」のパックをしばらく棚にしまっていたが、今月17日に帰宅した際に鳥の鳴き声が聞こえた。初めは近所で飼われている鳥かと思ったが、鳴き声を頼りに探してみると、パックの中で1羽のヒヨコがかえっているのを発見。ほかにも殻をくちばしで破ろうとしているヒヨコがいた。

ヒヨコは窮屈なパックの中にいたためか初めは動きがぎこちなかったが、翌日には元気に。王さんはかえったヒヨコを育てることにしたそうだ。

中国のネットユーザーからは「本当にこんなことが？」「ここのところ本当に暑かったからな」「これはもうけものじゃないか」「大きく育ててから食べればよし」「買ったら普通冷蔵庫に入れない？わざとかえそうとしたんじゃ？」といったコメントが書き込まれている。（翻訳・編集/北田）