Record China 2022年7月16日(土) 23時0分
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香港・鳳凰網に13日、「中国の防弾チョッキはなぜ世界1位なのか」との記事が掲載された。
記事はまず、安倍晋三元首相の銃撃事件を受け、防弾チョッキに注目が集まったことを指摘。「中国は世界最大の生産国で、市場シェアは70%だ」と述べ、中国に不満を持つ国も中国の防弾チョッキから離れることはできないとした上で、イラク戦争で英国の兵士が着用した中国企業の防弾チョッキは12発もの弾を受けても破壊されなかったと伝えた。
また、「たとえ米国であっても中国の防弾チョッキを前に尊大な態度を取り続けるのは難しい」と言及し、「米国の兵士の多くは自腹を切って中国製の防弾チョッキを買っているそうだ」とも説明。中国の防弾チョッキ生産については「生産は一般の人が想像するような簡単なものではない」と述べて、「スタートは非常に遅く、1970年代初めにようやく2種類を急いで開発し、生産を始めた。これが解放軍の防弾チョッキの最初の大規模生産だ」と紹介した。
そして「中国に対し、技術であれ材料であれ厳重に封鎖するのが西側諸国の暗黙の了解だった」とした上で、「中国はやはり封鎖を突破して先に行くものを追い越した。関連部門の投入に加え、民間企業に防弾チョッキの生産を認めるという手があったのだ」と言及。前述の中国企業について「研究しているのは化学繊維の生産。繊維業界の競争が激しくなる中、防弾繊維の開発を始め、8年を費やして超高分子量ポリエチレン繊維を攻略した」と述べ、その後、中国の先端素材による防弾チョッキの開発が進んだことに加え、中国の産業チェーンが整っていることで「生産される防弾チョッキは当然、低価格で高品質になる」と指摘した。(翻訳・編集/野谷)
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