2014年6月17日、環球時報は「韓国メディアは『中国からの投資が激増している。防御態勢を固めるべきだ』と伝えている」と報じた。

【その他の写真】

16日付の韓国経済社説記事によると、中国から韓国への投資額は激増している。警戒すべきは中国がすでに外貨準備高世界一の経済大国になっており、中国企業の海外進出は加速。韓国株式市場で中国からの投資は額、規模とも欧米からの投資を超えていることだ。

留意しなければならないのは、中国の莫大（ばくだい）な資金は政府がコントロールしていることだ。13年の米誌フォーブスによる世界企業2000社ランキングで、上位に入った中国工商銀行、建設銀行、農業銀行はすべて国有だった。韓国企業は経営権を握られないよう防御策を万全にすべきである。中国資本の投資目的は利益の拡大だけではなく、時として国家政策、計画によることがあるからだ。

韓国の専門家の1人は「韓国にとって中国は最大の経済パートナーだが、侵略されぬよう気をつけるべきだ」と警告している。（翻訳・編集/AA）