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三星堆の「象牙修復突撃隊」は世界的課題をどのように克服?―中国メディア

人民網日本語版    2022年7月19日(火) 22時30分

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出土した象牙は、乾燥が加速し、ひびが入ったり、割れたりするため、その修復や保存は世界的な課題となっている。

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出土した象牙は、乾燥が加速し、ひびが入ったり、割れたりするため、その修復や保存は世界的な課題となっている。四川省広漢市にある三星堆遺跡の祭祀坑から出土したほとんどの象牙も、出土した時点で、不完全で、乾燥が激しく、カビや菌が生え、粉を吹くなどの現象が見られた。そのため、文化財修復師らはできるだけスピーディーにそれが1000年以上眠っていた土壌と同じ相対湿度の環境を作り出し、乳児を世話するかのように慎重に修復しなければ、その保護にはつながらず、二次的損傷が発生してしまう可能性もある。中国新聞網が伝えた。

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三星堆で新たに発見された6つの祭祀坑から出土した象牙を、三星堆文化財保護センターは気温18度、湿度70%を常に保った専用修復室を設置し、保管している。同修復室内で、「象牙修復突撃隊」はこれまでに、象牙約650本のクリーニングと保護を実施してきた。

一人でも多くの人に、文化財が出土して修復するまでの全ての過程を至近距離で見てもらおうと、三星堆文化財保護センターは約1000平方メートルの保護修復館を建設した。同館に入ると、SF映画の世界に足を踏み入れたような気分になる。そこには、修復を待つ青銅神獣や多層青銅神壇といった文化財が作業台に並べられていた。また、5号坑と6号坑はまるごと修復館に移送され、一定の温湿度が保たれた大きな保護ケースに入れられていた。そして、白い防護服を着た修復師数人がその大きなケースの周りで、どのように修復を行うかについて話し合っていた。こうした様子を、来場者は全てガラス越しに見ることができる。

同センターの象牙修復師の尹歓(イン・ホワン)さんによると、修復館内には走査電子顕微鏡(SEM)やレーザーラマン分光装置、X線検査装置といった最先端設備が導入されており、文化財修復に科学的根拠を提供している。青銅器の欠損部分については、3Dプリント技術を活用して修復を行う計画という。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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