日韓外相会談、韓国メディアは「日本の要求のんだだけ」と批判=ネットも「屈辱」

Record Korea    2022年7月19日(火) 15時0分

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19日、韓国・ノーカットニュースは、18日に行われた日韓外相会談の内容について「韓国が日本の要求をのんだだけ」と指摘した。写真は林芳正外相のフェイスブックアカウントより。

2022年7月19日、韓国・ノーカットニュースは、18日に行われた日韓外相会談の内容について「韓国が日本の要求をのんだだけ」と指摘した。

記事によると、林芳正外相は18日、来日した韓国の朴振(パク・ジン)外相と会談を行い、元徴用工問題で日本企業の韓国内資産を現金化してはならないとの認識を共有した。朴外相は会談前から「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の日韓関係改善に対する強い意思を伝える」とし、成果を上げたい考えを示していた。韓国の外相が日本との2者会談のため東京を訪れたのは17年12月以降4年7カ月ぶりという。

韓国大法院(最高裁)は元徴用工への賠償を命じる判決を下し、その責任を履行しない日本企業の韓国内資産の売却を決定した。これに日本企業は反発しており、大法院は8月末~9月ごろに最終決定を下すとみられている。

記事は「つまり朴外相は大法院が最終判断を下す前に政治的に解決策をつくることに事実上合意したことになる」と指摘し、「迅速な日韓関係改善だけに焦点を当てているのではないか」「『韓国が先に日韓関係正常化に向けた解決策を提示するべきだ』という日本の立場を、尹政権が受け入れた形になった」などと批判している。

また「朴外相は徴用工被害者らの望みである心からの謝罪を日本から引き出せなかった。さらに、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を正常化する代わりに日本の対韓輸出規制を撤回するよう求めたが、日本から回答は得られなかった」とし、「結局は日本の要求をのんだだけだった」と指摘している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「何かをあげたら何かをもらうのが外交なのに、ただあげただけで帰ってきた。何をしに日本まで行ったのか」「韓国は被害者なのに、尹大統領就任後からずっと日本にしがみつく屈辱外交をしている。前政権と違いすぎる。プライドのない外交は外交とは言えない」「ちゃんとした歴史意識を持たない人たちが政治をするとこうなる」「本当に無能な親日政権だ」「弾劾しよう」など厳しい声が多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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