上記の通り、その米国から「安倍外交」によって武器を爆買いしているのが日本である。しかも、言い値で、納期も不明。米国は同盟諸国に対して「FMS(Foreign Military Sales)」(対外有償軍事援助)と呼ばれる枠組みで兵器・武器を販売しているが、このFMSを通じた日本の兵器・武器の購入はトランプが大統領になった2017年度以降、顕著に増えていく。「日本が最お得意さま」という前述のトランプ発言通り、日本が購入する兵器・武器は三菱重工など国内軍需企業を尻目に、米国からの調達が最も多く、2018年度が4000億円、2020年度が4202億円と増え続けている。日本の防衛費は2015年度に初めて5兆円台に乗り、2022年度は過去最大の約5兆4000億円となったが、米国を主とする兵器購入のローン残高は5兆6597億円にまで膨れ上がり、ついに年間の防衛費を上回ってしまった。
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