フィギュアスケートの羽生結弦がプロに転向する意向を示したことを受け、国際オリンピック委員会（IOC）は中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で羽生への感謝の言葉をつづった。

羽生は19日に都内で行われた会見でプロに転向することを表明した。これを受け、IOCの微博アカウントは2014年ソチ五輪、2018年平昌五輪、2022年北京五輪での羽生の演技のダイジェスト動画を投稿した。

そして、「今日、冬季五輪フィギュアスケートで2度優勝した羽生結弦が、競技会に別れを告げることを正式に発表した。今後はプロとしてスケートを表現する舞台に専念する」と伝え、「冬季五輪2度の優勝、世界選手権2度の優勝、フィギュアスケートのレジェンド選手。ありがとう、羽生結弦」と感謝を述べた。

この投稿にファンからは「ありがとう。羽生くん」「今まで現役でいてくれてありがとう。ユヅ、ずっと幸せでいてね」「ありがとう。そしておめでとう」「これまでずっとお疲れさま。またリンクで会いましょう」「感動と、心震えるような感覚をありがとう。一生忘れません」「IOCもありがとう」「羽生結弦は永遠です」など、感謝や祝福のコメントが多数寄せられた。

また、「一つの時代が終わった。そして新たな時代の始まり！」「これは羽生結弦の新たなスタート。自由の始まりであり、本当の意味でのユヅのスケートの新紀元」「試合に出ないことで、むしろより自分のスケートを創造でき、本当の意味での羽生結弦のスケートを滑ることができる」「私はすごくよかったと思う。ユヅはもう悩むことなく、より素晴らしい生活を送ることができると思う」など、今後の活動に期待を寄せる声も多く上がった。（翻訳・編集/北田）