Record China 2014年6月19日(木) 4時0分
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17日、日本のマンガ・アニメが世界市場を席巻した理由は何か、中国紙が分析している。写真は瀋陽で行われたコスプレコンテスト。
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2014年6月17日、香港・銅鑼湾(コーズウェイベイ)の店主はW杯の雰囲気を盛り上げるため、キャプテン翼の像を街頭に設置した。北京では少し前、100体のドラえもんがショッピングセンターに登場し、市民から好評を博した。国際商報が伝えた。
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50億部の販売部数を誇るマンガは日本の出版業の支柱になっており、全世界のテレビ・映画・ゲーム・玩具業界を支配した。日本のマンガはいかにして、ニッチ製品から世界のメディアを跨ぐベストセラー商品になったのだろうか?
日本において、マンガは印刷物の3分の1の量を占めており、50億部の販売部数により出版業の支柱になっている。しかし日本のマンガは出版業のエースとしての地位に満足せず、全世界のテレビ・映画・ゲーム・玩具業界を席巻している。
日本のマンガやアニメのビジネスを手がけるVIZ Mediaヨーロッパの成田兵衛社長は、日本のマンガの成功はメディアをまたぐビジネスモデルにあると指摘した。成田社長は第3回中国(北京)国際サービス貿易交易会で、ポケットモンスターを例とし、「ポケモンはもともとゲームのキャラクターだったが、企業はカードゲーム、アニメ、マンガ、関連商品を利用しPRした」と説明した。
また、日本のマンガ産業は海外市場へのPRを非常に重視している。成田社長は「PRする上で、ターゲットとなる都市と国を理解する必要がある。国と都市の文化に対する理解は異なり、興味の対象も異なっている。ゆえにその場所に合わせた製品を作る必要が出てくる。これは企業のPR戦略だ」と語った。
小学館アジアの加治屋文祥社長は「欧米市場ではディズニーのような大企業と協力する。ディズニーは米国で発行する日本のテレビ番組を決定する権限を持つからだ」と述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)
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