<ブラジルW杯>日本の初戦で明らかになった、アジアサッカーと世界トップレベルの差―中国紙

Record China    2014年6月18日(水) 17時9分

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17日、中国紙・済南日報は、「日本の初戦で明らかになった、アジアサッカーと世界トップレベルとの差」と題した記事を掲載した。写真はW杯の開催地ブラジルのリオデジャネイロ。

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2014年6月17日、中国紙・済南日報(電子版)は、「日本の初戦で明らかになった、アジアサッカーと世界トップレベルとの差」と題した記事を掲載した。以下はその概要。

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サッカーのブラジルワールドカップ(W杯)にアジア枠から出場した国は、日本、韓国、イラン、豪州の4カ国。この4カ国はアジアサッカー界ではトップクラスに属している。中でも日本と韓国は海外で活躍している選手も多く、そのレベルは高いと国際的にも高く評価されてきた。

しかし、豪州と日本はグループリーグの初戦で敗れた。技術面や体力面、戦術面などを見ても、世界のトップレベルとの差は明らかだった。日本対コートジボワール戦では、日本が先制点を奪ったが、その後、チーム全体の意識を統一することができなかった。さらに後半戦では「負けられない」プレッシャーを抱えた日本の弱点があらわになる。選手たちの身体能力や体力は相手チームの選手よりも低く、90分間を耐えることが出来なかった。また、ドログバが途中出場してからは、日本の守備は一気に崩壊し、あっという間に2点を失い逆転されてしまった。

日本はこれまで優れたパスワークを武器に戦ってきた。しかし、W杯という世界最高レベルでの戦いではその技術を十分に発揮することが出来ず、身体面での欠点だけが目立ってしまった。海外のプロサッカーチームに所属している日本や韓国の選手は確かに存在するが、彼らは決して世界的なスタープレーヤーではない。2002年の日韓W杯で中国代表の監督を務めたボラ・ミルティノビッチ氏も、「スーパースター級の選手がいないチームはW杯では劣勢だ」と指摘している。

日本や豪州だけでなく、韓国やイランも1次リーグ突破は困難な状況にある。これが今のアジアサッカーの現状だ。アジアの各チームはこの現実を認めなければならない。(翻訳・編集/本郷)

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