このほどバラエティー番組の収録で負傷した女優ヤン・ミー（楊冪）が、広告の撮影で元気な姿を見せ、ネット上では処置に当たった医師にも賞賛の声が上がっている。

ヤン・ミーは今月9日、バラエティー番組の撮影中に、まぶたや目のふちを切るケガをしたことが明らかに。続いて18日、負傷から初めて姿を見せた時には、左目全体をガーゼで覆った痛々しい様子が話題になった。さらに23日には、すでにクランクインしている最新の主演ドラマ「狐妖小紅娘：月紅篇」（縁結びの妖狐ちゃん）の撮影に復帰したことも確認されている。

ヤン・ミーはこのほど、「狐妖小紅娘」の撮影が進む撮影基地・横店影視城の中で、広告の撮影を行っている。公開された写真を見ると、横顔を撮った写真では左目の下に、1センチに満たない大きさで白いテープのようなものがうっすら浮かんでいるが、注意して見ないと分からない程度。23日にドラマ撮影現場で撮られた写真では、濃いメークのせいか傷跡の有無は分からなかったが、今回の広告撮影では、すでにほぼ完治していることが明らかになった。

俳優ゴン・ジュン（龔俊）と共演する話題作「狐妖小紅娘」は、ヤン・ミーの負傷で大幅な遅れが報道されていただけに、完成を待つファンからは安堵（あんど）の声が。また負傷した当時、撮影場所の湖南省長沙市でも有数の名医が傷の縫合に当たったと報じられていたが、20日余りで傷跡も分からないほど回復したことで、「スゴ腕すぎる」「匠の技だ」と担当した医師にも賞賛の声も上がっている。(Mathilda)