Record Korea 2022年8月1日(月) 23時0分
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韓国で今年上半期の無賃乗車の摘発者数が9万人に上った。
韓国で今年上半期の無賃乗車の摘発者数が9万人に上った。中国のニュースサイト・環球網が7月29日、韓国・京郷新聞の同日付の報道を引用して伝えた。
京郷新聞よると、韓国鉄道公社は同日、今年上半期に全国で9万人が無賃乗車で摘発されたと発表した。平均すると毎日500人近くが無賃で乗車していたことになる。無賃乗車した人の中には、切符を買わなかった人、成人なのに子ども料金の切符を買った人、列車に乗った後に払い戻しをする人が含まれている。記事は、このように切符購入から逃れる人たちを「乗車券泥棒」と呼び、「韓国は乗車券泥棒の国になった」と伝えた。
記事によると、韓国では無賃乗車をする人が毎年増えている。関連するケースは2020年の14万件から21年には17万件に増え、今年は18万件以上になると予想されている。摘発されなかったケースも含めると、実際に無賃乗車した人はさらに多くなるとみられている。
京郷新聞は、「韓国の鉄道駅には改札が設けられておらず、乗客が自由に出入りできる。そのため切符購入から逃れる行為が発生しやすく、無賃乗車が発生する確率も他国より高い」と伝えた。無賃乗車を根本的に抑止するためには、切符購入から逃れる行為が摘発された後、その人からは運賃に加えて高額の割増料金を徴収すべきだという意見もあるという。
韓国鉄道公社は無賃乗車を根絶するため、先端IT技術とビッグデータの情報を活用し、取り締まりを進める方針だ。(翻訳・編集/刀禰)
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