中国の人気女性グルメブロガーが危急種のホホジロザメを料理して食べたか、警察が捜査

Record China    2022年8月1日(月) 18時0分

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中国でこのほど、人気女性グルメブロガーが、国際自然保護連合(IUCN)により危急種に指定されているホホジロザメを料理して食べたとして警察の捜査を受けている。

中国でこのほど、人気女性グルメブロガーが、国際自然保護連合(IUCN)により危急種に指定されているホホジロザメを料理して食べたとして警察の捜査を受けている。

中国メディアによると、グルメブロガーは7月中旬、サメと並んで寝そべったり、「養殖物なので食用できる」として唐辛子煮込みにしたり、蒸し焼きにしたりする動画をインターネット上に投稿。危急種に指定されているホホジロザメとみられるものを料理して食べたとして物議を醸すと、動画に登場するサメは「正規のルートで購入したカギハトガリザメだ」などと主張していた。

四川省南充市の警察は7月31日、メディアの取材に対し、動画に登場するサメはホホジロザメで間違いないとした上で、捜査を進めていることを明らかにした。

ホホジロザメは、「中華人民共和国が締結または参加した国際条約が貿易を禁止または制限する野生動物またはその製品リスト」に含まれている。中国の刑法第341条は、国家重点保護の野生動物を違法に捕獲、殺害し、または購入、運搬、販売する行為について、5年以下の懲役または拘役に処し、かつ罰金を併科し、情状が重大な場合は5年以上10年以下の懲役に処し、かつ罰金を併科し、情状が特に重大な場合は10年以上の懲役に処し、かつ罰金または財産の没収に処すと規定している。(翻訳・編集/柳川)



※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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