CRI online 2022年8月1日(月) 19時40分
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北京の日本大使館で30日、恐竜をテーマにした中日交流イベントが行われました。写真は交流イベントの様子。
北京の日本大使館で30日、恐竜をテーマにした中日交流イベントが行われました。
このイベントは中日国交正常化50周年を祝うために企画されたもので、中日両国の親子連れなどおよそ150人が参加しました。中国地質大学の邢立達准教授と日本国立科学博物館の真鍋真副館長は、中国や日本を含む世界各地で発見された恐竜の化石や中日両国の恐竜研究に関する協力などについて講演を行いました。
邢准教授は、自らがドラえもんの大ファンで、中国で発見された新しい種類の大型肉食恐竜の足跡化石に、ドラえもんの主人公の名前「のび太」にちなんで「エウブロンテス・ノビタイ(Eubrontes nobitai)」と名付けたことなど、恐竜研究の裏話を紹介しました。
「中国、日本、世界をつなぐ恐竜化石」をテーマに講演した真鍋副館長は「恐竜が好きな気持ちに国境はない。中国と日本の子どもたちが、恐竜が好きな気持ちを通して共に通じ合うこと、そしてそのつながりが世界に広がっていくことを願っている」と述べました。
また、邢准教授は講演後「中国と日本は古生物研究において学び合うことができる。コロナが早く終息して、中国と日本が(恐竜研究について)今までよりも頻繁に交流できることを期待している」と述べました。
今回の交流イベントでは、『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』の鑑賞会や質疑応答も行われ、邢准教授と真鍋副館長は「ティラノサウルスの手はなぜあんなに小さいのか」「世界で最も変わった恐竜は?」「恐竜化石を見つけたら家に持ち帰ってもいいか」など、子どもたちの質問に答えました。また、子どもたちに好きな恐竜を描いてもらうコーナーも用意され、親子で最後まで楽しんでいる様子が見られました。
幼稚園の時から恐竜が好きだという李くん(9歳)は「恐竜の足跡がどのように見つけられたのか知ることができた。ほかの子どもが出した質問に先生が答えたのを聞いて、恐竜のことにもっと詳しくなった」と話しました。(提供/CRI)
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