張軍国連大使「ペロシ米下院議長の台湾地区訪問計画は危険な挑発行為」

人民網日本語版    2022年8月2日(火) 20時40分

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中国の張軍国連大使は1日、安保理の8月の活動に関するメディアブリーフィングで、台湾問題やペロシ米下院議長の台湾地区訪問計画についての立場を表明した。

中国の張軍国連大使は1日、安保理の8月の活動に関するメディアブリーフィングで、台湾問題やペロシ米下院議長の台湾地区訪問計画についての立場を表明した。国連中国政府代表部のウェブサイトが伝えた。

張大使は、「台湾地区は中国の領土の不可分の一部だ。我々にとって『一つの中国』原則は、どの国と関係を発展させる際にもレッドラインであり、一線を越える行為は決して許さない。我々は『台湾独立』分裂勢力と外部勢力の干渉に断固として反対し、いかなる形の『台湾独立』にも、いかなる余地も絶対に残さない」と表明。

「ペロシ米下院議長の台湾地区訪問計画に関して、最近中国側はすでに繰り返し米側に重大な懸念と断固たる反対を表明してきた。このような訪問は明らかに危険で挑発的なものであり、『台湾独立』分裂勢力に深刻に誤ったシグナルを送ることになり、『一つの中国』原則への重大な違反となり、中国の主権及び領土的一体性への重大な侵害となり、台湾海峡の平和と安定を深刻に損ない、中米関係を深刻に破壊することになる。中国側は堅陣を敷いて備えている。もし米側が独断専行するのなら、中国側は必ずや断固たる強力な措置を講じて、国家の主権及び領土的一体性を守る。これによって生じる全ての深刻な結末の責任は、米側が負うべきである」と述べた。

また「台湾問題は中国の核心的利益に関わり、常に中米関係における最も重要かつ敏感な問題だ。バイデン大統領が7月28日に習近平国家主席と電話会談を行った際、米国の『一つの中国』政策に変更はなく、変更されることもなく、『台湾独立』を支持しないことを再確認したことに、我々は留意している。我々は米側に対して、言った事は必ず実行し、『一つの中国』原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規定を的確に厳守し、中国側と共に『台湾独立』に断固として反対し、これを抑え込むよう促す」とした。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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