CRI online 2022年8月3日(水) 1時40分
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ペロシ米下院議長の中国台湾への訪問について、全国人民代表大会常務委員会の報道官は2日、全人代常務委員会を代表して談話を発表しました。写真は北京の人民大会堂。
ペロシ米下院議長の中国台湾への訪問について、全国人民代表大会(以下:全人代)常務委員会の報道官は2日、全人代常務委員会を代表して談話を発表しました。
報道官は、「ペロシ米下院議長は中国側の厳正な交渉と断固たる反対を押し切り、中国の台湾地区を『訪問』した。この動きは『一つの中国』の原則と中米間の三つの共同コミュニケに深刻に違反し、中国の主権と領土保全を著しく損ない、中米関係の政治的基盤を根深く傷つけたうえ、『台湾独立』分裂勢力に誤ったシグナルを発信した。全人代はこれに断固反対し、強く非難する」と述べました。
報道官はまた、「世界には一つの中国しかなく、台湾は中国の領土の不可分の一部であり、中華人民共和国政府は中国を代表する唯一の合法的な政府である。『一つの中国』の原則は中米の外交関係樹立の前提であり、中米関係の政治的基礎でもある。米国は台湾問題において、中国側に対して厳粛な約束をしたが、行動の上では米国と中国台湾地区の実質的な関係と公式の往来を強化し続け、『台湾独立』分裂勢力を支持し、『台湾をもって中国を制する』ことを企み、台湾海峡の平和と安定を著しく損なった。中国政府と人民は自らの主権、安全、発展の利益を守り通すために、断固たる強力な措置をとり続けてきており、それはこれからも続いていく」と強調しました。
報道官はさらに、「台湾問題は中国の主権と領土の保全に深く関わるもので、中国に妥協や譲歩をする余地はない。『反分裂国家法』は『一つの中国』の原則を堅持し、『台湾独立』分裂勢力を抑制し、外部勢力の台湾問題への干渉に反対するなどの重大な課題に対して、明確な規定を下している。台湾問題における中国政府と中国人民の立場は一貫しており、中国の国家主権と領土保全を断固として守ることは14億を超える中国人民の確固たる意志である。中国の完全な統一と中華民族の偉大な復興を阻むいかなる企みも失敗に終わるだろう」との態度を明らかにしました。(提供/CRI)
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