台湾の空港に1日で3通の脅迫状、中国ネット「自作自演だろ」

Record China    2022年8月3日(水) 13時0分

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2日、環球網は、ペロシ米下院議長の訪台が取りざたされる中、台湾・台北郊外にある桃園空港で1日に3回脅迫状を受け取るトラブルがあったと台湾メディアが報じたことを伝えた。写真は桃園空港。

2022年8月2日、環球網は、ペロシ米下院議長の訪台が取りざたされる中、台湾・台北郊外にある桃園空港で1日に3回脅迫状を受け取るトラブルがあったと台湾メディアが報じたことを伝えた。

記事は、台湾。聯合報の2日付報道として、桃園空港の管理会社が運営するウェブサイトのカスタマーサービス用メールアドレス宛に、同日1日だけで3通の脅迫状が送られたと紹介。午前中に送られた1通には「米下院議長の訪台を阻止すべく、空港に爆発物を3個設置した」と書かれており、管理会社が直ちに航空警察局に連絡、警察がメールの発信源を探ったところ海外のIPアドレスから送られたものであることを発見したと伝えた。

また、昼ごろ、そして午後にさらに1通ずつ脅迫メールが送られ、最後のメールには「空港に10個の爆弾を置いた。(午後)9時までに全員退社しろ」と書かれていたと紹介している。

なお、ペロシ議長を乗せた専用機は日本時間2日午後11時50分ごろ、桃園空港ではなく台北市の松山空港に到着した。

この件について、中国本土のネットユーザーは「自作自演だろ」「これは意図的に注意をそらすためのもの」「ペロシ氏が着いたのは桃園ではなく松山だったが」「祖国を統一したら、空港の運営権をメールの送り主である愛国人士に引き渡そう」といった感想を残した。

また、脅迫メールに記載されていたという「爆発物」の中国語が「爆裂物」と表記されていたことに注目し、「中国本土では『爆裂物』という言葉は使わない。ストレートに『炸弾』(爆弾)って言うはず」と主張するユーザーも見られ、多くの賛同を得ている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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