CRI online 2022年8月3日(水) 12時50分
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外交部の華春瑩報道官は2日の定例記者会見で、米国、英国、オーストラリアに対して、核不拡散の義務を確実に履行し、原子力潜水艦協力の決定を撤回するよう再び促しました。
報道によりますと、1日にニューヨークで「核拡散防止条約」(NPT)の第10回審議総会が開かれ、会議の議長は、「米英豪の三カ国の原子力潜水艦協力がNPT精神に違反するかどうかは、締約国によって判断されるべきだ」と主張したということです。
定例記者会見ではこのことに関する記者からの質問が上がり、華報道官は、「この三カ国が原子力潜水艦について協力の展開を決めたことは、深刻な核兵器拡散のリスクを招き、軍事協力の激化につながる」と非難し、「域内の平和と安定が破壊されている」と懸念を示しました。その上で、「中国は数回にわたって反対の立場を示したが、三カ国は国際社会の関心を顧みず、その協力に固執し、正当化に全力を挙げている」と指摘しました。
さらに、「NPT締約国が今回の審議会を契機に、積極的に米英豪原子力潜水艦協力関連の討議に参加することを呼びかける」と中国側の立場を示し、共同でNPTの整合性と有効性を擁護する必要性を強調しました。(提供/CRI)
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