人民網日本語版 2022年8月4日(木) 11時30分
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中国で男の子がチンパンジーの飼育エリアの中にサンダルを落としてしまった際のチンパンジーの「神対応」が話題を集めている。
山東省威海市にある神雕山野生動物園で7月31日、男の子が履いていたサンダルをチンパンジーの飼育エリアに落としてしまったところ、「東東(ドンドン)」という名前のチンパンジーがそれを拾った。「東東」はサンダルをまるで宝物のように大事に持って歩き回り、なかなか手放そうとする気配を見せなかった。どうすべきかサンダルの持ち主が困っていたところ、飼育員がポップコーンと交換することを「東東」に「提案」。ポップコーンを目にした「東東」は、「友達」であるミニブタの「歓歓」と「相談」し、数分ほど「思考」を重ねた上で、おもむろに飼育エリア内の大きな石の上に立つと、腕を大きく振りかぶってサンダルをエリアの外まで投げ返してくれた。この様子を見ていた人々からは思わず歓声が上がり、その場にいた来園者の1人がその全過程をスマホで撮影していた。
動物園のスタッフによると、チンパンジーの「東東」は今年12歳で、とても賢いのだという。
中国のネットユーザーからは「あの手慣れた動きからして、サンダルを投げるのは初めてじゃないはず」「果物でも買って、『東東』にお礼した方がいいかも」といったコメントが寄せられている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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