夏休みシーズンの映画興行収入が1300億円突破、SFコメディ「独行月球」が人気トップ

anomado    2022年8月9日(火) 9時30分

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中国の夏休みシーズンの映画興行収入が65億元(約1300億円)を突破し、全国の映画館の稼働率は84.8%と完全復活に近い状態となっている。

中国の夏休みシーズンの映画興行収入が65億元(約1300億円)を突破し、全国の映画館の稼働率は84.8%と完全復活に近い状態となっている。

映画産業に関する統計を発表している灯塔専業版のデータによると、7月初旬から現在までの夏休みシーズンの映画興行収入が、6日午後に65億元を突破。興行収入ランキングではSFコメディの中国映画「独行月球」がトップで、俳優チュー・イーロン朱一龍)主演の中国映画「人生大事」が第2位、米映画「ジュラシック・パークIII」が第3位と続いている。

コメディスターのシェン・トン(沈騰)主演の「独行月球」は、先月29日から劇場公開されているが、公開10日目の今月7日に20億元(約400億円)を突破。20億元を超えた中国映画は、これで通算27作品目となった。6月24日から公開の「人生大事」は7日の時点で16億7400万元(約334億円)、「ジュラシック・パークIII」は6月10日から公開で、同10億5900万元(約212億円)となっている。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今年は一部の地域で映画館が閉鎖されていたものの、この夏休みシーズンに再開し、全国の映画館の稼働率は今月6日の時点で84.8%まで回復している。中国芸術研究院によると、現在は新型コロナの影響からの中・長期的な回復段階にあり、観客の傾向としては、以前のように新作をとりあえず見るというのではなく、作品を厳選して映画館に足を運んでいる状況が顕著だという。(Mathilda)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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