Record China 2022年8月10日(水) 21時0分
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中国四川省の世界遺産「九寨溝」に裸足で入った観光客らに行政処罰が科された。
中国四川省の世界遺産「九寨溝」に裸足で入った観光客らに行政処罰が科された。環球網など複数の中国メディアが伝えた。
報道によると、観光客ら4人は先日、四川省アバ・チベット族チャン族自治州の「九寨溝」の湖に靴を脱いで入り、記念撮影をするなどした。4人は現地当局から行政処罰が科され、謝罪文を提出した。
この騒動をめぐっては観光客への批判が殺到する一方、SNSでは「九寨溝で水遊びができないなら行かない」もホットワードになった。四川省の現地メディアは「(そういう人を)われわれは本当に歓迎しない!」と題し、九寨溝ではマナーを守って見学することや、水に入らないこと、ごみをポイ捨てしないことが呼び掛けられていると指摘。「九寨溝の炭酸カルシウムの蓄積速度は年に1ミリ未満であり、人為的な物が入ると不可逆的な破壊をもたらす」と説明した。
ネットユーザーからは、「心が痛む。水に入る人間がいるなんて、ひどすぎる」「厳しい管理監督が必要。縛りがないとマナーは守られない」「厳罰に処すべき。こういう観光客は九寨溝にふさわしくない」「水遊びができないなら行かない?それは好都合だ。そういう人間はくれぐれも来させてはいけない」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田)
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