韓国が日本抜き、中国最大の輸入相手国に=電子産業の発展で質の高い韓国製部品の需要が激増―韓国研究報告

Record China    2014年6月19日(木) 22時0分

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19日、韓国の研究報告によると、2013年の中国輸入市場における韓国の占有率は2012年の9.17%から9.24%に上昇し、韓国が日本を抜いて中国最大の輸入相手国となった。資料写真。

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2014年6月19日、中国商務部のウェブサイトによると、韓国産業研究院と韓国貿易協会がこのほど発表した研究報告で、2013年の中国輸入市場における韓国の占有率は2012年の9.17%から9.24%に上昇し、日本を抜いて中国最大の輸入相手国となった。日本の占有率は9.78%から8.19%に減少し2位となっている。

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分析によると、中国では機械・電子産業が急速に発展し最大の輸出産業となったことで、質の高い韓国の部品の需要が激増した。さらには、中国と日本の領有権問題などによる関係悪化も間接的に韓国企業へ利益をもたらした。

統計によると、2013年に中国が韓国から多く輸入した製品は、電気・電子部品や石油製品、自動車部品などで、そのうち最も多かった集積回路製品の輸入額は、前年比14.7%増の452億5000万ドル(約4兆6155億円)だった。無線通信設備部品の輸入額は前年比20.6%増の100億7000万ドル(約1兆271億円)だった。

報告では、「中国経済成長率が1ポイント低下すれば、韓国の輸出は1.3%減少する。このため、韓国は中国市場の変化を踏まえて、その消費市場や都市化建設、環境産業に注目する必要がある」と指摘。また、「韓国企業が中国の労働力コストの低さを理由に中国に工場や輸出基地を設置するという方法はすでに時代遅れ。韓国は中国との自由貿易協定(FTA)によって韓国企業の中国市場進出の道を拡大していくべき」と強調した。(翻訳・編集/藤)

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