<ブラジルW杯>サッカー観戦に情熱を注ぐ中国人、企業の生産性が低下!?―米メディア

Record China    2014年6月21日(土) 4時9分

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18日、サッカーW杯ブラジル大会が中国人の仕事の生産性に影響を与えている。写真は中国のスポーツバー。

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2014年6月18日、CNNによると、サッカーW杯ブラジル大会が中国人の仕事の生産性に影響を与えている。19日付で環球時報が伝えた。

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中国代表は2002年の日韓W杯で初出場を果たしたが、それ以降W杯とは無縁だ。しかし、中国人のサッカーへの興味や情熱は少しも衰えておらず、サッカーファンは今回のブラジルW杯にも大きな注目を寄せている。

今回のW杯では試合が北京時間の深夜に行われているが、中国のサッカーファンはあらゆる手段を使ってリアルタイムで観戦を楽しんでいる。有給休暇を申請する人、病院で診断書を発行してもらい病欠届を出す人、学校の保護者会を理由に休暇届を出す人などさまざまだ。しかし、このような状況が仕事の生産性の低下をもたらしている。一部の企業では仕方なく、就業時間をずらして社員が遅めに出社・退社することを許可した。ある担当責任者は、「社員の睡眠不足は仕事に影響を及ぼしてしまうので、就業時間を遅らせて対応している。これにより社員の仕事に対する情熱と効率性を上げられればいい」と話した。

このような中国人の情熱は商業的にも大きな利益をもたらしている。国営の中国中央テレビ(CCTV)は今夏だけで2010年のW杯開催期間よりも50%増の15億元(約240億円)の広告収入を得る。この広告合戦に乗り出す企業はスポーツブランドだけにとどまらない。最近では中国の電動バイクメーカーがサッカーの王様ペレとCM契約をしている。(翻訳・編集/藤)

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