anomado 2022年8月13日(土) 23時0分
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サスペンスドラマ「誰是凶手」で主役を演じたチャオ・リーインに巨額ギャラが支払われたとの情報がネットに出回り、話題になっている。写真はチャオ・リーイン。
中国で人気芸能人の高額ギャラに関する話題はSNSで炎上することが多い。直近でいうと、人気俳優のダン・ルン(●倫、●は「登」におおざと)は今年3月に脱税が発覚し、巨額の追徴税と罰金が科せられ、世間から大注目を浴びた。
こうした中、昨年12月にリリースされたサスペンスドラマ「誰是凶手(Who is The Murderer)」で主役を演じたチャオ・リーイン(趙麗穎)に巨額ギャラが支払われたとの情報がネットに出回り、話題になっている。ある芸能関係者のリークによると、チャオ・リーインが「誰是凶手」で得たギャラは1億5600万元(約30億8500万円)と超高額で、元夫のウィリアム・フォン(馮紹峰)の3倍に相当する。
高額ギャラとなると、当然当局による「限薪令」(ギャラ制限令)が思い浮かぶが、ドラマの公開時期から逆算すると、撮影が行われたのは2020年8月からで、企画とキャスティングはさらにさかのぼって18~19年ごろと思われ、ちょうど高額ギャラにメスが入れられる頃にドラマの出演企画が舞い込んだとみられる。「限薪令」施行後の今は、2000万元(約3億9000万円)から3000万元(5億9000万円)の間で報酬が推移していると知られている。
また、高額ギャラにまつわって、数千万元に上る「脱税疑惑」がネット上で取り沙汰されているが、チャオ・リーインの事務所が置かれている上海市の税務当局は「正式情報は公式サイトに公表されている通り。脱税関連の事案が発生した場合、随時発表を行う」と、脱税疑惑を否定した。
農村を舞台にした人間ドラマ「幸福到万家」が先日放送を終え、今は時代劇ドラマ「与鳳行」の撮影に励みながら、1990年代の創業ストーリー「野蛮生長」の公開を待っている。「花の85年組」代表女優として大成しているだけあって、チャオ・リーインのキャリアだけでなくギャラや納税に関する話題にも引き続き注目が集まりそうだ。(編集/RR)
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