ワン・イーボー起用の理由は? ドラマ「冰雨火」の監督が明かす

anomado    2022年8月17日(水) 9時30分

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ドラマ「冰雨火」の傅東育(フー・ドンユー)監督が、ワン・イーボー(王一博)を主演に起用した理由について語った。

絶賛配信中のドラマ「冰雨火」の傅東育(フー・ドンユー)監督が、ワン・イーボー(王一博)を主演に起用した理由について語った。香港メディアの文匯報が15日付で伝えた。

同作は今月11日に配信が始まった話題作。警察と麻薬組織の戦いを描いており、ワン・イーボーは警察官の陳宇を演じている。

文匯報によると、傅監督は「警察学校を卒業したばかりのとても若い警察官のイメージを求めていて、たくさんの若い俳優たちと会った。ワン・イーボーと会ったのは2019年、彼が22歳の時だろう。目の前に座った彼は青臭く、私がイメージしていた警察官とはまだ距離があった。痩せていて弱々しく、恥ずかしがりだった。しかし、他の若い俳優と会ってみるとみんな幼い感じがした。そうした時、ワン・イーボーの目の澄みわたった感じやこだわりの強さが私の心を動かした」と明かした。

そして、「話をする中で、彼ははっきりと明確にこの役を演じたいと言った。私は大変だが耐えられるかと聞いた。彼は当時、今ほど人気ではなかっただろう。時代劇陳情令)に出演していたが、とても売れていたという感じはなかった。君は痩せすぎだからもっとがっちりとした体にできるかと聞いたら、彼はすぐにトレーニングすると言った。そうした純朴な感じが陳宇だと思った」と話した。

また、「クランクインの時に、『このドラマでは経験のある役者に演技を任せ、若い役者はルックス担当などということは絶対に許さない』とはっきりと言った。公安機関の反麻薬ドラマということで、より高い基準で完成させなければならなかった。若い俳優には学び、先輩を超えていく精神が必要だと言った。今思うと、彼は当時22歳の子どもでこれほどの重役を担っていた。これまで彼の演技への評価を見てきたが、いずれも(周囲から)認められていると感じた」とワン・イーボーをたたえた。

このほか、作品について「『冰雨火』の評価が高いとするなら、それは彼ら役者によるところが大きい。彼らは毎回、撮影後に役者同士で演技について話していた。若い役者がベテラン役者の部屋のドアをノックして明日の演技について合わせましょうと。私は若い役者たちに、現場には台本は持ってくるなと、自分のセリフだけでなく相手のセリフも暗記しろと伝えた。そうすれば演技のリズムが非常に的確になるとね。彼らは私の要求をすべて受け止め、やり遂げた。役者たちのこのドラマに対する努力に、非常に感謝している」と語った。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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