2014年6月19日、日中は尖閣問題を発端に依然緊張状態が続いているが、貿易といった経済においては関係が回復している。17日の中国商務部の報告によれば、5月の対日輸出は同期比で2．2％増え、対日投資は141．9％の伸びを見せた。同部の報道官は「両国の経済環境は前期と比較して改善している」と発言している。

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経済で関係回復が見られる日中について中国のネットユーザーは、「今年に入ってから、訪日の中国人観光客は大幅に増加している。さらに、日本の対中輸出も釣魚島（尖閣諸島）問題以来最大の増加を見せている。これはまさに日本が望んでいる『政冷経熱』の状態で、日本は釣魚島（尖閣諸島）の主権を中国と争いながら、中国のお金を稼ぐことができる。日本にとって有利な状態になぜ中国は甘んじているのだ！」と日中関係の現状に不満を漏らした。（翻訳・編集/内山）