<サッカー>元中国代表選手が不可解な激高、実況はあきれ、監督は苦笑い

Record China    2022年8月25日(木) 21時0分

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サッカーの中国スーパーリーグの試合で、元中国代表選手が相手選手の足を踏みつけた上、主審に対して罵声を浴びせる行為があった。

サッカーの中国スーパーリーグの試合で、元中国代表選手が相手選手の足を踏みつけた上、主審に対して罵声を浴びせる行為があった。中国のサッカー専門メディア・捜達足球は「(監督の)鄭智(ジョン・ジー)も苦笑するしかなかった」と伝えた。

24日に行われたリーグ戦で大連と対戦した広州は、56分にDFが2枚目のイエローカードを受けて退場となった。鄭監督は守備を補強するため、元中国代表DF李学鵬(リー・シュエポン)を投入。ところが、チーム最年長の33歳である李は、出場から2分もたたずに「事件」を起こす。

李はボールと関係のないところで接触した相手選手の足を、あろうことか踏みつけた。相手選手は悶絶してその場に倒れこみ、主審は李にイエローカードを提示した。ところが、李は収まるどころかヒートアップ。主審を指さしてものすごい形相で詰め寄り、抗議した。チームメートが割って入った後も、主審に対して罵声を浴びせ続けた。

試合を実況していたアナウンサーは激高する李について「非常に賢明ではありません。一人少ない状況でこんなことをしては、もう1枚イエローカードをもらう(退場)かもしれません」「あってはならないことです。33歳のベテランが若い選手になだめられています。このプレーのどこに審判を罵る要素があるのでしょうか?」とあきれた。

2枚目のイエローカードで退場になってもおかしくない場面だったが、主審は追加のカードは出さなかった。記事は、「理解に苦しむシーン」と断じた上で、「この光景を見ていた鄭監督は苦笑いするしかなかった。ただでさえ一人少ないのに李まで退場になったら守り切れなかっただろう」と伝えた。

ネットユーザーからは「2枚目のイエローで退場になるべき。主審は弱腰すぎる」「あのプレーは一発レッド(退場)でもおかしくない」「(李が主審に)ケンカ売ってる感じ」「大連のためにわざと退場になろうとしてるとさえ思える」「もう引退したいんじゃないの?」「後で追加の罰が下るだろう」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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