中国軍ドローンが金門島に出現、台湾軍兵士の対応にネット民「絶望」―中国メディア

Record China    2022年8月26日(金) 16時0分

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25日、中国青年網は、台湾の金門島上空に飛来した中国本土のドローンに対し、台湾軍の兵士が石つぶてを投げる様子がドローン搭載のカメラに収録されていたと報じた。

2022年8月25日、中国メディア・中国青年網は、台湾の金門島上空に飛来した中国本土のドローンに対し、台湾軍の兵士が石つぶてを投げる様子がドローン搭載のカメラに収録されていたと報じた。

記事は、ペロシ米下院議長が台湾を訪れて以降、中国軍のドローンが金門島上空に出現するようになり、台湾で騒動になっていると紹介。SNS上ではこのほど、中国本土から金門島に飛来したドローンが金門県の烈嶼にある台湾軍大胆守備大隊の詰め所を近距離撮影した動画が拡散したと伝えた。

そして、動画ではドローンの飛来を知って詰め所から出てきた兵士がぼうぜんとした表情を見せる様子がはっきりと映っていたほか、銃やカメラを持った兵士の他に2人の兵士がドローンに向かって石つぶてを投げつける様子も撮影されていたとし、兵士の投げた石がドローンの近くを通過したことから「ドローンが低空飛行していたことの証明にもなっている」と説明している。

その上で、動画について台湾の陸軍司令部が24日、事実であることを認めるとともに「守備隊が現地時間16日午後6時ごろにドローンを発見した」とする一方で、「このドローンは当日、高い高度から長距離ズームレンズにて金門の大胆防御地帯を撮影しており、台湾軍の警告によりその場を離れていった」と説明していることを伝えた。

記事は、台湾メディアが「写真を見る限り、ドローンが詰め所から高さ数メートルの場所にあったことは明らかだ」と報じ、陸軍司令部の説明に懐疑的な見方を示したと伝えるとともに、多くのネットユーザーが「もう終わった」「まるで誰もいない場所に入ったみたい」など、台湾軍兵士の不作為にあきれ、絶望するコメントを残していると紹介した。(翻訳・編集/川尻


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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