首相候補の親日的発言に続き…候補者らの過去の論文に不正続出、韓国政府の内閣改造に暗雲―中国メディア

Record China    2014年6月21日(土) 10時7分

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20日、首相候補の親日的発言が問題となっている韓国で、今度は他の候補者らに過去の学術論文で問題が発覚し、韓国政府の内閣改造は困難を極めている。写真は韓国大統領府。

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2014年6月20日、天山網によると、韓国では首相候補の文昌克(ムン・チャングク)氏の過去の親日的発言が問題となっているが、他の候補者らも過去の学術論文で問題が発覚し、韓国政府の内閣改造は困難を極めている。

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韓国YTNテレビによると、教育・社会・文化担当副首相兼教育部長官候補の金明洙(キム・ミョンス)氏は韓国教員大の教授になった2000年以降、指導学生の論文8本で自身を第1または第2著者として学術誌に発表しており、これらの論文で2500万ウォン(約250万円)の研究費を得ていたことが明らかとなった。

また、安全行政部長官候補のチョン・ジョンソプ氏は、2005年と2006年に発表した論文の内容がかなりの部分で重複しており、さらに2009年に発表した論文もそれ以前に他の学術誌に掲載された論文と内容が半分以上重複していることが発覚した。

そのほか、大統領府教育文化首席秘書官に内定した宋光●(ソン・グァンヨン、●=金へんに庸)氏は、大学院生の論文の内容を盗用し、科研費を受け取った疑いがもたれている。

韓国紙・東亜日報は「学生の論文を横取りした疑いがもたれている教育部長官候補に、果たして韓国の教育行政を指導する資格があるのだろうか」と疑問を投げかけた。韓国紙・朝鮮日報も「疑惑のある候補者らは早急にこの問題についてはっきり説明するべきだ」と報じている。また、韓国紙・ハンギョレは「W杯がどんなに盛り上がっても文昌克氏ほどではない」と皮肉っている。(翻訳・編集/藤)

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